脂質は、体内で分解されてエネルギーを発生します。バターなどの動物性脂肪、ごま油などの植物性脂肪が浮かびますね。
脂質の働き
主な働きを挙げますね。
- 1g当たり約9kcalのエネルギーを発生する
- ビタミンA、D、Eなどの働きをよくする
- 血液成分となって血圧を上げる
- 血中コレステロールを増やす
- 血管を強くする
脂質が不足してしまうと脳出血などを引き起こしやすくするそうです。また肌荒れや便秘の原因になります。
脂質を多く含む食材
脂質を多く含む食材を挙げますね。
- バター
- サラダ油
- マカダミアナッツ
- マヨネーズ
- フォアグラ
- ベーコン
脂質の種類
脂質は脂肪酸が主成分です。脂肪酸は飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸に分かれます。
日本人の食生活は肉や加工食品が多くなって、飽和脂肪酸の摂取量が増えているそうです。飽和脂肪酸は体内に入ると固まって、血液が流れにくくなります。
コレステロールの悪い面、良い面
飽和脂肪酸を多く含む動物性脂肪の摂取が多すぎると、血中のコレステロールが増える原因となります。しかし、コレステロールは悪い印象がありますが、細胞膜や副腎皮質ホルモンなどの成分となるといった、体を維持するために必要なものです。
脂質の食事摂取基準は?
脂質の食事摂取基準は厚生労働省ホームページをご覧ください。
「日本人の食事摂取基準」(2010年版)
生きる上で大切な脂質ですが、摂り過ぎると肥満を招いてしまいます。ダイエットのときには注意しましょう。